自動値下げシート(回転率ブースター)

毎週 / 毎月のスケジュールで、「$◯ずつ」または「◯%ずつ」の値下げ指示を自動生成。
最低価格(フロア)で下限をガードし、開始条件(例:3か月売れなければ)も指定できます。
さらにSKU連携で価格変更後の利益・仕入額・在庫ステータスが同画面で確認でき、タブ往復ゼロで意思決定できます。

重要:価格の反映には LiMaS+ の実行が必要です(本シートは指示の作成まで)。
PC起動時にLiMaS+を自動起動しておけば、立ち上げと同時に値下げが実行されます。

できること(何が便利?)

⏱ スケジュール値下げ

毎週 or 毎月、任意の曜日/日に自動で値下げ指示を作成。

➖ 額/率の両対応

$ステップまたは%ステップで柔軟にコントロール。

🧱 最低価格ガード

フロア価格を下回らない安全設計。粗利の下限を守れます。

🚦 開始条件の指定

例:販売から90日経過で毎週10%値下げを開始、など。

💹 利益の即時反映(SKU連携)

価格変更後の正味利益がSKU経由で反映。
仕入額手数料/送料も同画面で確認でき、仕入れ割れを避けながら調整できます。

📦 在庫ステータス併読

SKU連携で在庫の現在ステータスも把握。
タブを行き来せず、一画面で値下げ判断が可能。

値下げの通知で購買意欲を後押し

eBayでは、閲覧やウォッチが入った商品が値下げされると、「$◯値下げされ、現在$◯」といった通知が届く仕組みがあります。
適切な間隔・幅で値下げを設計することで、意思決定の後押し→回転率・キャッシュフローの改善が期待できます。

設定項目(まずはこの4つ)

項目
説明 / 例
周期
毎週(曜日指定) / 毎月(◯日)
値下げ方法
固定額:$5ずつ / 率:10%ずつ
最低価格(フロア)
例:$79.99(これ以下には下げない)
開始条件
例:販売から90日経過で開始/指定SKUのみ対象
設定TIP:フロアは 仕入額+手数料+送料+税+最低利益 を基準にすると、仕入れ割れ・粗利割れを防ぎやすいです。

動き方(イメージ)

次回価格(固定額) = max( 現在価格 − ステップ額, フロア )
次回価格(率) = max( 現在価格 × (1 − 率), フロア )
参考:次回利益(概算) = 次回価格 − 原価 − 送料 − 手数料 − 税
※ 利益・在庫ステータスはSKU連携で反映。売れたSKUは次回から対象外。

使い方(3ステップ)

  1. ルールを作成:周期 / 額or率 / フロア / 開始条件を設定。対象SKUを選定。
  2. 指示を確認:次回の想定価格と反映後の利益仕入額・在庫ステータスを同画面でチェック。
  3. LiMaS+を実行:実行時に値下げ指示が反映。自動起動設定で継続運用が可能。

ベストプラクティス

  • 在庫管理表のKPI(Watch数・経過日数)× 反映後利益 で効く値下げを選定。
  • 高単価は、低単価はのステップが検証しやすい。
  • フロアは仕入額+諸費用+最低利益を下回らないように。

FAQ

Q. 仕入額を割らないようにできますか?

はい。最低価格(フロア)仕入額+諸費用+最低利益 以上に設定してください。
さらに、価格変更後の利益がSKU連携で表示されるので、マイナスにならないか事前に確認できます。

Q. 指示は自動でeBayに反映されますか?

いいえ。反映にはLiMaS+の実行が必要です。自動起動設定で手間なく運用できます。

Q. いつから値下げを開始するのが良い?

例として、販売から60–90日を起点に、毎週5–10%または$1–$5で試し、
反応を見て調整するのが無難です。